三寒四温で零下5度以下の朝と日中15度を行き来する大子町にも、春はいそいそと育ってきている。

<次男を的ちゃんが乗せて走る!>
一昨日、昨日、今日と、日本に黄色き春の恵みが飛来しているらしく、元・重度の花粉症キャリアの私は、なかなか楽しみの深い三日を過ごしている。一昨日、鼻水だらだら&クシャミ連発に負けた一日。昨日、くしゃみ鼻水はコントロール下だが、目のかゆみとぼんやり感は継続。そして今日、症状ゼロではないが、花粉症としてのツラサ・苦しさは限りなく無く、快調。これ全て、脳の中の認識が変わっただけの変化である。
大前提として、11歳から40歳くらいまで、1月から4月はマスク必須の日常。鼻水、目のかゆみ、クシャミ、頭のぼんやり感、花粉への恐怖心、に心から苦しめられてきた。受験シーズンの頃は、薬も治療もフル活用して、息も絶え絶えに乗り越えたことを覚えている。(受験をことごとく失敗し、母校に辛うじて救われたことは全て花粉のせいにしています(笑)。)自然農を20代半ばから始めた後も、2月の田畑の準備、3月のジャガイモ植え、4月の作業ラッシュを、防塵マスク、花粉防止ゴーグル、アイボン、鼻うがい、○○茶(流行りの効能茶)と、まるで戦時下のように必死で乗り越えていた。体験農園を始業してからは、参加者の皆さんとお話しする時だけマスクをずらしていたことも、今となっては良き思い出。
さて、その後、今から8年前にマインドボディヒーリング(サーノ博士のTMS理論をベースとした心身相関メカニズムに基づいた、症状改善プログラム)を始めてから、ノーマスクどころかゼロ対策での春満喫の日々を送るようになり、人様にその体験を踏まえて伝えてきた。

<8年前は俺が次女を乗せて♪>
結論から言うと、
●花粉症は、薬なしで改善する
●ただ、症状をゼロにすることが目的ではない
●症状がなぜ出てるのかを理解して、自分なりにどうそれを乗りこなすか
●結果、花粉に左右される苦しみが激減する
そのことを、改めて再認識した日々であった。
これらの三日間のあれやこれやを、自然体研究所メンバーの的ちゃんや、古武術百姓の会に参加してくださったOさんと話し、意見交換し、さらに理解と実践を重ねての今日の現時点での到達点。
『どんだけ花粉飛んでても、症状の苦しさとは関係ない。花粉に反応する自分を受け入れ、その反応の理由が無意識下のストレス感情であることに気づき、抵抗せず、観察し、待つ。ただそれだけで、クシャミの連発も、鼻水地獄も、掻き毟りたくなる目のかゆみも、遠く薄れていく。』

<3人とも花粉症、杉の木の下でノーマスク談笑♪>
さああなたも、こっちにおいでよ〜♪
※2024年1月時点情報※
今年の1月〜3月にかけて、集中開催を予定しております。
Facebookの自然体研究所ページをご参照ください!
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蛇足ながら、過去(2006年)の私はこんな記事を書いてました♪(わかい!!)
↓ ↓ ↓
【憎い奴】(毎日が自然農より)
⇒ http://104.seesaa.net/article/13530845.html
最後に、サーノ博士の書籍の一部を引用(加筆・修正あり)します。
==「サーノ博士のヒーリング・バック・ペイン」より=====
アレルギー疾患は心が原因があって発症したものがあると考えている。そういうと、いつも同じ返事が返ってくる。「まさか。花粉症の原因は、花粉やほこり、カビじゃありませんか。緊張が原因で起こるわけがありません」しかし、花粉の飛び散る原っぱに10人が10人ともくしゃみをしはじめるわけではない。アレルギーのあるものだけがくしゃみをする。ではアレルギーか、アレルギーでないかの違いは何だろう?前者の場合、緊張の影響、つまり本書のテーマである抑圧された感情の影響で、免疫系が過剰反応しているのだ。この事実は、患者を治療していると、ときどきどころか、頻繁に確認できる。花粉症はTMS(心身性症候群)であり、他の症状(腰痛や頭痛など)と同じ方法で消すことができるということを教育プログラムで教えられている患者の場合、本当に花粉症も消えてしまう。
ある方がグループミーティングで報告した。十七年間、秋になると花粉症で苦しんだのに、今年は平気だったという。「教えられたことをしっかり頭に入れておいたのです。本当に奇跡かと思いました。この秋には全く花粉症の気配もなかったのですから」
わたし(サーノ博士)も、ずっと以前から猫アレルギーがある。猫がいるかどうか知らないまま、よその家に入り、目がかゆくなりはじめるときがある。たいてい何も考えないで目をこすってしまうのだが、そのうち、子猫が部屋に入ってきたりすると、「なんだ、目がかゆいのはこのせいか」と思う。そして、かゆみは消える。なぜこうなるかというと、わたしには自分のアレルギー性鼻炎と結膜炎が、心に緊張が生じたせいであるとわかっているからだ。なぜそういう症状が起きるのかわかっていれば、症状を起こす意味がなくなるために、症状は消えるのだ。』
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