
ケヤキの大木の木陰の下。
シタールの調べ、ギターの奏で。
子どもたちに沁み込む、一生に一度のバイブレーション。
スマホもYoutubeもテレビもスピーカーも日常にない日々を過ごす子どもの耳へ届く、本物の楽器から産みだされる空気の振動。リアルライブミュージック。魂を揺さぶり、身体の記憶へ浸透していく。
集落を流れる小川にそってそよぐ風の音、森に暮らす鳥の声、草に隠れる虫の声。築150年を超える古民家のある里山に移り、森を調え、種を蒔き、草を刈り、火を起こす暮らし。そんな景色がBGMになる。ケヤキの木陰がステージになる。
音に対する真摯な感性を携えたゲストが、そのBGMを楽しみ、そこにシタールとギターのインプロビゼーションを乗せる。
思わず二人に、「演奏を聴いていて、僕たちの暮らしを心から誇りに思った」と伝えていた。記録しても決して再現できない、一生に一度の生の記憶。子どもたちの身体に、深く深く、刻み込まれますように。
ありがとう。けんくん、トミー。
ありがとう。今日のコンサートに居てくれたみんな。
ありがとう。生きとし生けるものすべての十全さ。
※ほんの少しだけでも、おすそ分け

https://youtu.be/DrvzH7JNr_g