注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年07月21日

ぐんぐん

水無月十六日(満月) 晴れ

 先月25日に第一弾の田植えをしてからそろそろ4週間がたつ。愚痴になるほど暑さにうだる毎日であるが、水の蓄えた田んぼにとってのこの好天はまさしく天の恵みに変わる。

 ぐんぐんと伸びる。字のごとく、ぐんぐん。

 050721bunketsu


 隣の慣行農(耕起、化学肥料、農薬使用)のじいさんが草取り中の小生に声をかけてくれる。

 「田んぼらしくなってきたね〜。お前さんの一本で植えるって
  いうのは今年はいいかも知んねえな。俺のとこはもうイモチ
  が出でるわ。肥料効きすぎだな。まあ大丈夫だ、今朝の内に
  クスリ撒いだがらね。」

 そうですか〜と隣を見やると確かに緑が濃く茂る個所がぼんやり見える。イモチ病とは、米作りをするにあたって耳にせずにいることはない言葉であり、農家の方々が今でも頭を悩ませる稲の病気である。詳細は理解していないが、一般的に病気の原因は「窒素過多」、「密植」、「冷夏」とされている。今年はひとまずは冷夏ではないから、じいさんの田んぼのイモチは窒素過多(過吸収とも言える)だそうだ。暑すぎて水を落とす(中干し)のを長めにしたら窒素を多く吸ってしまったとのこと(因果関係は不明)。窒素が多く効いた稲は葉色が濃くなるらしく、それでイモチだと判るのだそうだ。もちろん、イモチが発生したら農薬でガッツリ抑えるとのこと。

 勉強にはなるがエンドレスで続きそうな話をうまいとこ切り上げてまた水田に腰を沈める。密植、窒素過多とは縁がなさそうなこちらの田んぼ。植え時期の違いもあり成長が早い隣と比べると、根を下ろしたばかりのこちらは時々寂しい気になることもある。そんな時にこうしたちょっとした事で気持ちを修正する。それみろ、マイペース自然農でも悪くはあるまいと。株は毎日増えているぞと。

posted by 学 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 田の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もう4週間経ったんですね。あっちゅー間に。
お元気そうで何より>苗

今度は放置され気味の畑の手伝いでもさせてください!

扇風機もクーラーもないのに窓が開けられない
都会住まいの後輩でした。

ではでは。
Posted by 二の腕くん at 2005年07月24日 18:55
細腕君

最近は蚊がめっぽう増えまして窓から風を入れるのにも覚悟がいりますが、蚊取り線香と意地で乗り切る所存です。

って都心でクーラーないのはまだ自分史的に理解できるとしても扇風機すらないのは自殺行為だな。あーそうか、二の腕減らそうって魂胆か。いらんいらん。
打ち水でベランダから風を取り入れて乗り切ってくれい。
Posted by インチキ at 2005年07月27日 02:03
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