文月八日 雨のち曇りのち雨
雨か…と思って目を覚ました。しばらく続いた猛暑も休息かとふと気が付けば、いつのまにか「水無月」は過ぎ去っていた。梅雨が明け、水の無い月を越え、夕立の季節、台風の季節へ向かう。
もちろん、ひと時のシャワーが通り過ぎれば思い出したようにまた酷暑が待ち構えていることは知っている。とはいえ暦はもう「文月」。語源を辿れば、稲穂が膨らむ月、「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」や、稲穂の膨らみを見る月であるため、「穂見月(ほみづき)」といわれている。(引用:語源由来時点)そんな言葉の旅で、涼しい季節が近づいてくる気にさせられてしまう。
思い出したが、旧暦の七夕は昨日であった。無念、満天の空を見上げるの忘れていた。ちなみに「文月」の語源としてもうひとつ。短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因み、「文披月(ふみひらきづき)」が転じたとする説が有力とされるとか。(引用:語源由来時点)しかし七夕行事は支那からの輸入品であり、「ふみつき」の言の葉はもともと和語。日本人である小生は稲穂の膨らむ月説を採用することにする。これからひと月、膨らみ具合を楽しみとすれば、眩暈のする残暑も耐えられる気もしないでもない。
〜 膨らみに 邪心を宿す 穂含月(ほふみづき) 〜
注)記事の日付は太陰暦を用いております
2005年08月12日
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そんなに暑い中農作業されるガクさんに感服です。
畑と田んぼの作物及びあまたの雑草、小動物によろしくお伝えください。
ではでは。
暑さもピークのこの頃は、決して無理せず昼は前に来た時以上に休憩時間が増えていますな。
これから秋野菜の作業がはじまる時期になります。たっぷり汗流して帰りたいときはいつでも来たまえ。
野菜とつくものは皆素敵ですが(笑)
そろそろ仕事に溺れてきました。
現実逃避もかねて、たっぷり土にまみれて汗流したいものです。。
麦藁帽子を発掘したので持参いたします。
またいずれ、お世話になります!