【白露】…陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也(暦便覧)
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。
朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が
混じり始める。
※読み:ハクロ
<参考:こよみのページ>
〜 稲のうえ 夕雲赤し 風の後 〜

先週末の晴れ間に、大学時代の友人が遊びにきた。勤め先の高校の授業で、顕微鏡観察の為の藻類やヒドラを探しているという。ヒドラのことはわからないが、浮き草や藻はいるかも知れぬと喜んで迎えた。ペットボトルに我が田の水やら草やら藻やらを集めて遊び、しっかり畑作業も手伝わせた。写真に撮るのは忘れたのだが、いつもとは違う視点で田んぼの中身を眺めたのもまた一興。観察結果は報告するように、先生。お待ちしております。
建物がないと、いっそう大きく感じられるね。
観察結果について報告しますね。
ヒドラはどうやらいませんでした。
水草にはびっしり単細胞藻類と思われるものがくっついていて、私は面白いなあと思ったのですが、生徒の反応はいまいちでした。
ミジンコはたくさんいて、せっかくなので、生きているまま観察しました。動き回るミジンコに生徒は大騒ぎで、まるで生きてるみたいだね、なんて言いながら、それなりに楽しそうでした。生きてるんですけどね・・・。というわけで、ご協力ありがとうございました。また、よろしくね。