注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年09月24日

秋雨の密談

葉月二十一日 雨時々曇り

 小雨の続く一日。遊びにきてくれた友人S氏と田んぼに出るとさらりと雨が止む。スズメの襲来におびえる小生の、当面のする事リストのトップは田んぼへの鳥避けネット張りであり、もちろんそれを見込んでの今日の集合令である。ネットを張るにはまずは周囲の余計な草を刈り、空間を設けて設置をするのが吉。支柱も立てやすく、伸びた雑草がネットに絡むのも防ぐ。もちろん、見た目も美しい。
 折からの秋雨前線で諦めかけていた今日の作業だが、いそいそと腰を降ろし草刈り鎌を右手に、午前の数時間を集中して進めることができた。友人は、はじめて見る自然農の水田の様子に大げさに驚き、虫を見て、草を見て、傾く稲穂を見て、何かと「人生の縮図」だと感心する。それを見て小生も、改めて「自然農」が備える影響力に関心する。

 さて、雨が再開した午後、部屋に戻っての密造談義に花が咲いた。ドブロク、自家製ワイン、自家製ビールなどなど、日本政府御法度の酒作りの話。すでにワインに取り組んでいる友は、さっそく密造酒の本を我が家の本棚から持ち去っていった。数週間先の試飲の約束、実に楽しみである。
 自分で育てて自分で醸して自分で飲んで自分で酔う。時間をかけて辿り着くこと、自分の感性で辿り着くこと、その先にある美味は金では手に入れられない味ではないだろうか。

 友人は、身の回りの色んなモノが実は自分でも造れるというのが実に面白いと語っていた。消費するだけの余暇ではなく、育てて楽しむ余暇、ひいては価値観へ。何かのヒントが隠れているような気がした。

 雨でつぶれる土曜日も悪くないものだ、と畦草刈りを終わらせた田んぼを眺めた。あいつらがドブロクに姿を変える日は来るのだろうか、と皮算用に舌なめずりをした。


 まずは、キリン横浜ビアビレッジでビール作りを再確認だな。さあ、同行者募集しまーす。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 友と共に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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