注)記事の日付は太陰暦を用いております

2007年12月23日

交わり

霜月十四日 雨のち晴れ

 来客、そしておよばれが続くと、自然、料理を楽しむ回数が増える。それは、まがりなりにも食べ物に関わる生活をしている者にとってはなんとなく気持ちが弾むときでもある。

 雨があがって洗濯物でも干そうかというとき、、yamaさんからの連絡で、お知り合いからのお裾分けという手打ちそばを持ってきてくれるという。昼、昨日の一人晩飯の後片付けをしながら、大鍋にいそいそと湯を張っていつでも茹でられる準備をして訪問を待つ。ちょうど昨日の野菜スープ(味噌汁の味噌が入っていないもの)もあったので、冷凍していた鶏肉を軽く炒めてそれに加え、醤油を足してインチキ鳥南蛮にでもしようかと皮算用しているうちに、蕎麦が、もといyamaさんが到着した。
 男同士の料理は、答えがなくていい。客がいるわけでもなし、ざっくり作ってざっくり食う。そして雑談して畑仕事をして帰る。実にいい。人生の大先輩であるのに、いつも丁寧に、そしてのんびりと応援してくれているようで、いつも甘えさせてもらっています。器が小さいくせに風呂敷が大きいのが小生の悪い性質ですが、まだまだ面白いこと、ご一緒させていただきたいと思います。どうぞ宜しく。

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 腹を満足させてから、昨日の雨が残した水溜りが広がる庭先で作業。収穫物の保存は、今までも、そしてこれからも大切なテーマの一つであるが、冬の間に適切な温度で適度な手間で春まで持たせるのが、まだまだ身につかない。一部は食材として保存もし、一部は種芋として保存もして、自給自足の循環が少しずつ満ちてゆく。考えてみればそれもまた、百姓仕事のひとつでもあるのだ。とはいえ今はまだ試行錯誤中。狭い家にも限度もある。さて、来期はどうする。


 夕刻、今度はおよばれに。大学時代の友人、後輩、現役学生の交流の場に喜んで顔を出す。ちょっとした手伝いができなかった分、昨日炊いた古代米ご飯と収穫した里芋を手土産に持参して。十人十色の個性が小気味良くて、普段も持ち合わせていない気遣いもさらに緩くなって時間をすごした。帰りの車の都合で、今日はノーアルコール。それでも、あれ?俺って酒飲まなくても結構楽しめるんだ?と、いったいいつ以来なのか思い出すこともできないような新鮮な楽しみにも喜ぶ。仕事に、学校に、毎日に、おのおのそれなりに悩みながら生きて、そしてこういう場で飯を食いながら笑い合って、明日の将来に少し前向きになる。そんな食卓が、実に気持ちよかった。空理空論や、精神論、夢物語ではなく、地に足をつけながらの未来話は、何よりも旨い酒の肴でもあるのだ。 ということは、やっぱり次は酒だな、酒。

こんな場に、自分の育てた作物を持っていけるのは、それはとても、手前味噌ながらなんか嬉しいんだよね。


i夫妻、また誘ってくださいませ。s夫妻、年明けたらパジャマ持参して行くから宜しく。みなさんも、畑に散歩に来てください。自然農の醍醐味は、やっぱやってナンボですので。


交わって 味わって 群れず。明日はまた、脱穀作業。気取るなアホ!
posted by 学 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 友と共に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつの間にか、大先輩なんて呼ばれる歳になってしまった。
気は若いつもりですが(ぐわははは)。
ちょっと、茹ですぎたかな?

広い風呂敷が大好きなyamaより。
Posted by yama at 2007年12月29日 00:07
>yamaさん

やっべーヘタこいた〜。。。
先輩に「大」つけちゃった〜〜。。。
でもそんなの関係ねえーー!!!
ってことで・・・(汗)

茹ですぎどころか、残った蕎麦湯に野菜のごった煮を加えて、さらに堪能しましたよ♪

今年もどうぞよろしく〜。今年は互いに、畑仕事に大忙しになりそうですね(笑)。
Posted by インチキ at 2008年01月03日 23:27
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