注)記事の日付は太陰暦を用いております

2017年08月18日

病フリーという生き方

水無月廿七日 曇り

 新しい試みをスタートして8ヶ月が過ぎた。

 さあ、また同じ道をたどるのか。いちから自然農を始めたように、何もないところから始めるのか。既定路線を進むことの心地よさと安心。生じ始めている心の根っこへの気づきと不安。人生のバランス、舵をどう切りたいのか。だから人生は面白い。

 20170818ine.jpg 

 この8月。あれから三年が過ぎた。2014年の夏、人生二度目のぎっくり腰に倒れ、初めて心身治癒のメカニズムに触れたあの日。あの日から、私自身の、「病気」という言葉への概念が、180度回転した。病い、症状、痛み、苦しみは、ほとんど全てが「心」が原因で発生しており、心にアプローチするだけで、身体現象としての病状は消える。その日からの三年間、薬、病院、医者、外的治療、これらに全くと言っていいほど頼ることのない人生へ生まれ変わることになってしまった。

 病院的治療はもちろんのこと、食事も、運動も、呼吸も、姿勢も、気をかける必要はない。従来の医学的常識はほぼ必要としない。症状の原因は身体ではない。心が原因なのだ。健康という概念が、根本からひっくりかえってしまった。関節の痛み、部位の痛み、痒み、不快感、苦しみ、全て、身体に現れる症状は、心が原因で発症している。現代人は暮らしの中で、自分で気づくことができない無意識的な心の中にストレスをためてしまっている。心の奥底に溜まってしまったストレスが行き場を失い身体へ向かう結果、症状が生まれる。ゆえに、心に今どれだけ負担がかかっているか認識するだけで、症状は消える。

 スピリチュアルでも、民間療法でも、奇跡でもなんでもない。誰かに頼る必要もない。先生もいらない。心身相関のメカニズムを正しく理解し、自分の心との対話を(すっごいシンプルに)日常的にしていくだけ。実際自分は、サーノ博士(John E. sarno,M.D)の本を一冊、図書館から借りてきただけでぎっくり腰が治った。もっと理解を進めたくて、サーノ博士の本をもう一冊、関連している別の方の本を二冊買い、数千円の出費をしただけ。以降この三年、夫婦の医療費はほとんどゼロである。

20160815family.jpg
(これは1年前だね)


 ・ ・ ・ ・ ・

 2002年8月に、生まれて初めて自然農の畑に出会い、実践者に話を聞いたことを思い出す。それまで環境問題の鬼のように地球環境を意識して会社勤めしていた自分が、自然農の畑で草の中に育つカボチャやトマトを見た瞬間、今までの環境問題意識が180度変わった。人間は、自然環境を管理することはできない。自然の営みの中に、人間が居場所を分けてもらっているのに過ぎないのだと。それからの私は、自然農の田畑に腰を降ろして暮らすこと以外を選ぶことはできなかった。「草の中でこそ持続可能的に野菜は育てられる。」という事実に触れた私は、興奮と喜びで、10年以上を走り抜けてきた。

 そして今。
 「身体に現れるほとんど全ての症状は、心へのアプローチで治癒される。」
 私はもう一つの、コペルニクス的転回を迎えている。概念180度ヘアピンコーナーを抜け、もう後戻りはできない。

 昨年の12月に、心身相関のメカニズムを伝える勉強会「マインドボディヒーリング」を初めてから八ヵ月。医療従事者の友人知人が多くいるのでこっそり続けているが、ぶっちゃけて言ってしまえば、救急治療の処置以外、医療行為は必要ない。現代社会の症状は全て心へのアプローチで対処できる。

 毎日、あるいは不定期に何かしらに悩まされているあなた。
 腰痛?頭痛?肩こり?胃痛?皮膚炎?持病?
 その症状から、ホントに自由になれるよ。

 心身治癒を実践し続けて発見したことがある。我々は、病気、痛み、症状そのものに苦しんでいるのではない。もちろん苦しいのだけど、実はそれよりも不幸な状態に陥ってしまうことがある。それは、病気、痛み、症状を恐れて、自由に行動することができなくなってしまうことなのだ。医学的治療(東洋医学、西洋医学問わず)は、身体にアプローチし続ける以上、その根本的治癒に至ることはない。治療しても、必ず再発する。軽減、遅延、縮小、はできるが、消すことはできない。

 このことは、医学関係者からお叱りを受けるかもしれない。現在闘病されている方にも、怒られるかもしれない。自然農でも同じことが起こる。現代農法、有機農法の方たち、農家さん、農業関係者、様々な方から、否定される。でも実際に、畑は、田んぼは、幸せに育つ。上手くいかないこともたくさんあるけど、でも自然農が育む幸福感は、事実でしかない。だから怒られようと否定されようと、関係なしにやるし、薦める。
 心身治癒もそうだ。実際に、身体への諸症状に対して、心へアプローチするだけで状況が変化していく。スムーズにいくいかないはある。人によって、そりゃあある。でもそこに、真実も存在している。

 農学界は、作物を育てることだけは研究、発展させることはできたが、「持続可能な農のありかた」という問題に、ほとんど応えてこれなかった。同様に医学界も、病状に対処することの研究、発展は十分に進めてきたが、「病状がなぜ発生するのか」という問題には、やはり応えられていない。決して否定ではない。現代医学の否定でなく、現代農法の否定でなく。新たな発見であり、すゝめであり、実践であるだけなのだ。

 小難しいことはいい。例えば自然農の田畑で過ごしているとなんか幸せな気持ちになる。それに理由はいらない。例えばヨガを実践すると、身体の調子が良くなる。それだけでいい。心身治癒法を身につけると、症状への恐怖から解放される。「病(やまい)フリーという生き方」。それがどんなに価値があることか。みんな想像してみて。

 メカニズムを理解して、あとは自分で実践するだけ。セミナー費、受講料、テキスト代も、怪しいグッズも、難しいエクササイズも、お高い健康食品も、いっさいいらない。私自身は、あくまでも研究のために本を購入した。心身治癒法とかなんとかは、勝手に命名した。横文字のほうが広がりやすいかもと思って、マインドボディヒーリングとも名付けてみた。サーノ博士の理論を自分なりに解釈して伝えられる機会として、勉強会を始めてみた。
 自然体研究所として、今はドネーションスタイル、500円(からの寄付金方式)の参加費で、こじんまりと続けている。それをビジネスにする気はない。生きていければいいし、自然農できればさらに嬉しい。

 誰でも、今すぐに、苦しんでいる症状からの自由の切符を手にすることができる。この事を、誰かに伝えたくて仕方がない。大げさでもなく、毎日でも話せる。現に、会う人会う人に、こっそり伝えてきた。
 実はそのせいで自然農の畑がおろそかになってる。草ぼうぼうで、農園プレーヤーさんから怒られてる。何なら休んでもいい。一年くらい休んでもいいくらい、自然農は楽しんできた。やばい、もっと怒られる!

 20170818tambo.jpg


 きっとみんな、自分のこだわりの治し方がある。自分が関わってきた治し方がある。だから、こんなの全然興味ないかもしれない。医者でも治療者でもないクセに適当言っちゃだめよと諭されるかもしれない。あーあ小松学とうとうあっち側に行っちゃったかと、笑われてるのかもしれない(笑)。

 でもさ、もう40代。会う人みんな、何かしら身体に困ってる。それ、すぐに良くなるのよ。目の前に何かしらの症状を抱えた人がいて、その治り方がここにある。みんながそれに気づけば、世の中が少し変わる。霞がすっと晴れていく。きっとそれは、自然農と同じ道。

 だから思い切ってこうやって書いちゃって、今よりももう少しマインドボディヒーリング、心身治癒法に、力を注ごうかなと思う。そんなに喜ばれなかったら、自分ら家族や伝えられた人たちだけで、そうっと医学的呪縛から自由になって暮らすだけでもいいしね。そんでまた畑に帰ればいい。

 いや、そんなことはないよね。すでに、心身相関のメカニズムへの理解は実はすでに広がり始めている。世界のこの産声は止めることはできない。

 さあ乗り出そう。心身治癒の船へ。誰でも乗れて、定員もなくて、身体と心のダイナミズムにワクワクしっぱなしの世界へ。もちろん、自然農の小舟も並走してるけど(笑)。

 20170808family.jpg

 ※心身治癒(マインドボディヒーリング)についての詳細は、
 「心と体の自然体研究所」をご覧ください。

 ★第一回 MBH(心身治癒)アドバンストコース 開催決定! ★

posted by 学 at 23:45| Comment(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

失うものがないのだから

如月廿八日 晴れ

 ぎっくり腰、偏頭痛、ヘルペス、花粉症、肩こり、腹痛。

 これらを一つの治療法で治癒できると言ったら驚くだろうか。
 あるいは、これらの症状は、全て一つの原因から発生する症状だと言っても、驚かれるだろうか。

 しかし現実に、私は一人の医師、一冊の本との出会いをきっかけに、この革命的かつ科学的な治療法で、上記の自分の疾病を克服しつつある。

 20170321mindbodyhealing.JPG


 ジョン・E・サーノ博士。日本人の多くにはおそらく耳なじみのない、そのアメリカ人医師はこう語る。心が、身体に起こる諸症状の多くを引き起こしている。その原因はストレスであり、諸症状は、ストレスがその解消を求めて、自分自身に気づかせるために現れる、様々な発現にすぎない、と。


 ぎっくり腰は、背骨の、腰椎の、ずれやゆがみや外傷で起こるのではない。抑圧された心の叫びが、限界を訴えるために起こる、心因性の症状なのだ。

 花粉症は、免疫系の異常反応によって引き起こされる様々な疾患ではなく、抑圧された心の叫びが、解消を求めて引き起こす、心因性の症状なのだ。

 偏頭痛も、肩こりも、胃痛も、ヘルペスも、以下に、同じ文章が並ぶことになる。そしてそれを治すのは、一冊の本を読むだけ。さらに本でなくとも、話を聞くだけでも治癒が可能となる。書籍を読み、もしくは体験して克服した人にその方法を聞き、受けとめ、決意をもって、自分の心と話し合うだけ。たったそれだけで、驚くほどの効果が、訪れるのだ。

 サーノ博士は、「失うものがないのだからすぐに始めれば、必ず良い結果が訪れる」という。一冊の本代、千数百円。私は二冊購入したので数千円。それを、繰り返し読み、納得し、実践するだけ。病院や、クリニックの門を叩いて一回で新渡戸稲造、数回通えば福沢諭吉が飛んでいく経験は、私には恐らく二度と訪れない。

 地道な症例と治療の問答と研究の末に、明快な言葉をもって近代医療の根底を覆そうとしているサーノ博士。ただ残念ながら、いまだにその言葉が世に(特に日本に)広がってはいない。少しずつ、市井の治療者たちの中で、こうしたアプローチが実践され、折々にマスメディアに乗り、浸透は進みつつある。しかしもう、待ってもいられない。

 良いものなのに、世の中にあまり伝わらないのだったら、やってしまえばいい。だから、言葉も自分なりに分かりやすい、伝わりやすい言葉を考えた。心で身体をなおしていくのだから、心身治癒ならどうだろう。ならいっそ、マインドボディヒーリングとでも名づけてみよう。

 そんな想いから昨秋、マインドボディヒーリング講座をスタートさせることにした。
 とはいえ、まだまだ皆さんからは、「マインドボディヒーリングって何?」「心で治すって言われても・・・。」「分かりやすく言うとどういうこと?」と疑問の声を多くいただく。そして先日ようやく、要旨を簡易にまとめた記事を「身体と心の自然体研究所」のHPにアップすることができた。これさえ読めば書籍も、講座も、必要なし(笑)! もの足りなかったら勉強会に遊びにきてくだされ。毎月2〜3回のペースで活動してます。

 より分かりやすく、馴染みやすく、すぐにでも変化が訪れるような、時間になればいいと願っている。


 ↓↓↓ マインドボディヒーリングについては こちらから! ↓↓↓

20170321mindbodyhealingtext.JPG

  「マインドボディヒーリングとは」 /身体と心の自然体研究所HPより

 
 
posted by 学 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

楽しくなってきました♪

霜月廿三日 晴れ

 先日の月曜日、つくし農園、こぐま塾アグリコースの合同作業日。朝からの、米の脱穀、唐箕選別、大豆の脱穀、精米を、皆さんと一緒に過ごし、たっぷりと藁屑やら土埃にまみれて夕日を浴びる。

 20161219harvesting.jpg

 日が暮れるまでに予定していたすべての作業を終えるところまではいかなかったが、なんとか、皆さんひと段落つくところまで進め、米袋、大豆袋それぞれに今年の収穫を詰めることができた。まずは、よかったよかった。

 20161219soy.jpg

 子どもとすごす自然農体験、という意味では、その日は作業がいっぱいいっぱい過ぎたかもしれない。子どもたちは自由に遊びながら適度に甘えにきたり、という感じで、親子共にでの自然農体験は1〜3割程度ではあったんだけど、親が真剣に取り組む場所(しかも食うことに直接つながっている場所)で子どもがその背中を眺めて育っていくというのは、やっぱりそれなりに意味があるんだと思う。まあ我が子らは、飽き飽きしているのかもしれないけどね(笑)。


20161219peeping.jpg




 さて本題。その日暮れまでどっぷりの農作業のあと、「マインドボディヒーリング(心身治癒法)」の勉強会を開いた。

 2時間の勉強会を終えて、参加者のおひとりから、「参加前まで痛みがあった腰痛がなんだか消えていて、代わりに肩に痛みが移ってきたので、ああこれか、と思いながら対応してみました♪」という感想があがった。

 改めてになるが、この勉強会は対症療法的な医療行為ではない。痛みの原因、症状の原因は「心に発生するストレス(イヤ!)の蓄積」だと解釈して、その仕組みを理解し、認識し、対応して、症状の発生を少しずつ変化させていく、体質改善的なプログラムである。痛みや症状を「抑えよう」として対応するのではなく、痛みや諸症状を引き起こす要因としての「ストレスの蓄積」を日常生活の中で変質させていく。というのが、マインドボディヒーリングであり、参考書籍を著した”ジョン・E・サーノ氏”が解説するTMS理論であり認識療法なのだろう。

 とはいえ初めての勉強会の中で、理論の講義と合わせて、参加者ご自身が諸症状とストレス群とリストアップするというワークプログラムを過ごした結果、少しでも改善の兆しが訪れたのは、いい意味で「予期せぬ」喜びであった。


 「自分が体感して、本当にいい!」と思ったから少しずつ伝えていきたい。それがマインドボディヒーリングの勉強会の出発点だ。自然農に心を奪われて、自分が始めてしまっているついでに体験農園の場を開くことにしたという経緯と、とても似ている。とはいえ、自然農がもちろんすべての人にとって「心地よい」アクティビティではないように、マインドボディヒーリングは、身体の症状に悩む人にすべてにとってマッチするプログラムではない。だから自然農と同様、「心にピンときて、それがホントにフィットするなら、やってみればいい」のだと思う。肥料も農薬も耕運機も使わずに野菜が育つ。治療も薬も用いずに症状が変化していく。それを体感してきた人間が、こっちは結構面白いよ、とついつい誘ってしまっているのだ。

 さて、好評いただいた第1回を終え、しばらく継続してマインドボディヒーリングの勉強会は続けることになりそうだ。腰痛、頭痛、肩こり、花粉症、歯痛、眩暈、胃痛、鼻炎、あげればきりがないけど、自分で改善させていくことことにワクワクしたい方、きっとストレス溜まってるんだろーなーって方。一度触れてみてはいかがでしょうか。

 色々調べられたい方は
「サーノ博士のヒーリングバックペイン」
「心はなぜ腰痛を選ぶのか」
「腰痛は心の叫びである」
などの書籍の他、「TMS理論」「認識療法」「心身相関」などで検索してみてください。


 「なんだか楽しくなってきました♪」

 勉強会の中での実践ワークのひとつ「イヤ!チェックリスト」の作成後に、参加者がもらした一言。そうなのだ、そこまで来たら、次は症状が楽しみになってくる。身体の症状は、心のサインなのだから。それに気づいてあげることは、苦しさよりも、むしろ楽しさに近い感覚なのだ。

 だからこそ人生は面白いし、ワクワクする。身体と心の自然体は、楽しさと共にある。

20161219tower.jpg


posted by 学 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

マインドボディヒーリング 【花粉症編@】

霜月十一日 晴れ

 花粉症を、自身のストレスを意識することで変化させていくことができる。
と言ったら、花粉症のあなたは怒るでしょうか。

 医療従事者ではない私が、治るとか、治せる、とかいう言葉は、たぶん薬事法のようなものに抵触するので書けませんが、自分としては胸を張ってオススメできる方法があります。しかも、薬とか、食品とか、ヨガとか、健康法とかではなく、ただ話を聞くか、本を読んで、自分で実践する、ただそれだけ。

 少なくとも、花粉症の症状を、以前よりも変化させることは、可能です。

20160209sunset.jpg


 それは1冊の本との出会いから始まりました。2年前の夏、急性のぎっくり腰に襲われた私が、治癒の為に手にした「サーノ博士のヒーリングバックペイン」。腰痛に始まる、ある類いの身体症状は、深層心理的なストレス負荷によって引き起こされる、という極めてシンプルなメッセージで一貫されたその本は、私の腰痛を10日前後で解消させ、それ以降の大まかな身体症状を、サーノ博士の理論に基づいて克服してきました。
 腰痛、寝違え、ヘルペス、花粉症、胃痛、偏頭痛、などなど。私の効果に魅入られた妻も、自身の歯痛、眩暈、腰痛、肩こり、などに応用させて、症状の変化を楽しんでます。

 本当は、本丸の「腰痛」からスタートさせたいところですが、腰の症状はいろいろと厄介な分野でもあるので、いわゆる「生活習慣」的な要素も多分に関連している、花粉症をテーマに勉強会をスタートさせることにしました。


【花粉症対策としてのマインドボディヒーリング講座】


= = = = = = = = = = = = = = 
と き  :12月19日(月)18時30分〜20時30分
※以降、毎月2回ほどの開催を予定※

と こ ろ :竹園交流センター 小会議室2
(茨城県つくば市竹園3−19−2)

参 加 費 :500円(会場代・資料代として)
= = = = = = = = = = = = = =

12月下旬から春までの、月2回ほどの公開講座です。
簡単なストレスチェックから始まり、日常生活における自分の心の負担が、
花粉症を発症させるに至るプロセスを紐解いていきます。
座談会方式で、テキストとなる書籍を参考に、対話と自己観察をベースに時間を過ごし、
来る花粉症の季節に備えて、自分の身体と心の変化を楽しんでいきましょう。

副作用として、花粉症に限らず、腰痛、頭痛などの持病的な症状にも、
変化が起こることがありますのでそれも楽しみに。

詳しくは、Facebook の公開イベントページをご覧下さい。
ご参加承っております。




 自然農のフィールドの中で、自然のメカニズムには必ず自発的に癒しのプログラムが内在されているはずと体感してきた私が、自分の腰痛体験を経て気付かされた身体と心の相関関係。アメリカの医師、ジョン・E・サーノ博士はじめ、多くの人たちが心身相関の身体症状について研究を進められています。それらをゆるやかにマインドボディヒーリングと呼び、今後も、自然農の暮らしの中で探求していこうと思います。

 いよいよ、身体と心の自然体研究所「ワンダーフルネス(仮)」の対外的な最初の試みがいよいよスタートです。わくわくわくわく。さてさてさて。


※「研究所」への所信表明はこちらから(笑)。

posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

体質改善PJ @(体臭編)

如月八日 晴れ

 最近、人には大きな声で言いませんが、かなり色々と、そぎ落としてます。

 そぎ落とすとは小生の中では、人生に余計なものを減らしていく、といった程度の意味で。 

 1年くらい前から、身体を洗うのを止めている。石鹸はほとんど使わず、たまに、お湯とタオルで洗うだけ。さらには、風呂にも毎日は入らなくなった。週に、2〜3度ほど、シャワーもあれば、湯船もあれば、適当に、曖昧に、楽しんで入っている。もちろん、身体と同様に、髪もほとんど洗わなくなった。シャンプーは、ハレの行事で整髪料を使用したときや、焚き火調理などして髪に煙の匂いが染み付いたとき程度。後は(流行の)湯シャンである。時々、温泉とか大浴場に入ったときには、昔を懐かしんで、石鹸でサラーッとなでて洗うこともある。

 結果。実施前よりも、確実に体臭が激減した。いわゆる加齢臭も、ほとんどしない(妻談)。特に顕著なのが、着用する下着や寝具類の匂いが、実施前に比べて、奇跡のように発生しなくなった。水虫の類も、ほぼ消失。冬の間の、肌の乾燥やかゆみも激減した。

 聞きかじりの情報と、推察を織り交ぜての現時点での意見としては、この現象は、表皮の常在菌が活性化して、体臭の元を分解してくれるようになったということだろうか。汗や皮脂、あるいは垢などの老廃物は、生きている以上常に発生する。そして原始以来、生物は、それを当然の生理として、生きてきた。つまり、老廃物が生じることは然るべき現象であって、つまり、それによって悪臭や腐敗が発生してしまったら、生命としては不快であり、生存環境の維持に失敗したとも考えられる。であるなら、生物は、その老廃物をシステムとして処理する方法を取り入れてきたはずだと考えられよう。

 それが、常在菌との共生である。環境中のあらゆる菌類(微生物)は、目には見えないが無数に存在している。そしてそれは、(本来は分類するのも滑稽ではあるのだが)善玉菌や悪玉菌などと呼ばれ、絶妙なバランスの上に立って存在している。人間の生活圏内にも当然菌は無数に存在し、また当然、表皮にも生存している。

 現代のデオドラント文化、清潔文化は、この常在菌を含めた菌類との共生を、徹底的に洗浄、除去、排除することを優先している。おそらくもともとは、ひどい汚れをを取り除くというところから産まれたはず文化であるが、今では、「菌は悪」「汚れは悪」といったイメージで、ときには宗教的なほどに無菌を崇拝する傾向がみられる。

 しかし、匂いの元は、生きている以上絶対になくならない。であるならその排除を試みる取り組みは、永遠に続く。永遠に、日常的に、執拗に、時には脅迫的に。


 ところが、常在菌の存在は、そのむなしい永遠の行為からの脱却を可能にする。なぜなら、常在菌は、その老廃汚物を餌として、二酸化炭素やその他に分解してくれるから。ニンニク臭も、加齢臭も、汗の臭いも、見事なほどに、爽やかに、お日様を浴びた赤ちゃんのような香りに変えてくれる。石鹸、シャンプー、除菌スプレー、消臭スプレーその他ほとんどの清潔グッズを使用すると、悪玉菌はおろか常在菌たちは存在を許されない。そして皮肉なことに、常在菌の永住していない皮膚では、競争相手のいない悪玉菌が先行して繁殖する。その結果、臭いの元だけは皮膚に残り、それが数時間で不腐し、臭いを放つ。取り除いても取り除いても、毎日、生きている限り、老廃物は発生する。毎日、老廃物は表皮にあらわれ、それを取り除き、菌も洗い落とし、また明日も、老廃物は生み出される。

 その輪から逃れようと、除菌スプレーを持ち歩き、香料入り洗剤で洗濯した服を身にまとい、無菌と人口的な香りの中で、つかの間の安心感を得ようとする。

 そのループから、解放されよう。

 常在菌を、ペットのように、肌に飼おう。

 餌代はかからない。自分の肌の老廃物を食べていきている。なによりも、身体の表皮の潤いを保ち、外からの病原菌の繁殖も予防し、なおかつ体臭を改善してくれる。ただ、石鹸とシャンプーを使わない。それだけのことで。

 
 不潔になろう、というのではなく、不要な清潔信仰を見直す、そんな程度のこと。

 まずはその辺りから、身体、変えていかない?



 20150327yagi.jpg
  キミはいつでも、お日様の香り♪
 
 20150327tsubakii.jpg
  「ツバキ」ももう、いらないんじゃない?


<今後の体質改善PJの連載予定>
A歯磨き(口臭)
B裸足(冷え性)
C断食(腸内細菌)
などなど、気ままに記事にしていければと思う。
posted by 学 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月28日

自分で治す

葉月四日 曇り時々雨

 処暑を迎え、雨天も伴って、空気がぐっと冷えてきた。気温の変化とイベントごとが重なり、このところ、自分はぎっくり腰、長女はものもらい、妻は口内炎、次女は肌荒れ、総じて風邪気味という数日間を過ごしている。とはいえ、いわゆる「病院」にかかることもなく、「市販薬」に手を伸ばすこともなく、どうにかやり過ごして(いこうとして)いる。 

雑草屋の嫁日記にも詳細 


 近代医療を否定するのではなく、自分の身体で治す(治ってくれる)のが基本であるというスタンス。近代医療は、その自己治癒力の及ばない先に、手を差し伸べてくれる程度でいい。

 体調を崩すのは、自分の本来の「自然体」から外れているサイン。原因は自分のライフスタイルに他ならない。

 胃痛の胃酸は、なぜ出すぎているのか?
 頭痛の痛みは、なぜ生まれているのか?

 それを胃薬で抑えても、原因はなくならない。
 それを頭痛薬で抑えても、原因はなくならない。
 そして、病院のお医者さんも、原因を取り除くことはできない。

 お医者さんは、症状(痛みや腫瘍など)を軽減させたり除去したりすることはできるが、その疾病が起こったメカニズムそのものに手を出すことはできない。症状が発生するのは、あくまでも根本原因が自身の日常に存在し、生命体のメカニズムの作用の結果として、である。お医者さんはあくまでも「症状」を和らげる(もしくは取り除く)存在であり、「病気」を治すことはできない。「病気」を治すのは、自分の身体しかできないのだ。(例えばガンの腫瘍にしても、原因ではなく結果である。腫瘍を手術で取り除いたとしても、腫瘍の原因は手術で取り除くことはできない。)

 本来お医者さんとは、症状を和らげる為の知恵であり、技術であってくれればいいのだと思う。だからこそ先生であり、資格職(職人)なのだ。教育における生徒の成長は、教師や教育手法や教材が主役なのではなく、生徒自身なのはいうまでもない。それと同様、治療における主役は、医者や治療方法や薬ではなく、自分が主役なのだ。

 心も、身体も、自分次第でどうにでもなる。

 健康診断受けてないと不安、医者の診断がないと不安、薬飲まないと不安、少なくとも小生は、この3つの不安からは、完全に解き放たれているよ。医学の進歩や医療技術者の研究には大いに感謝を抱きながら。


 20140828naturalmedicine.jpg

 そんな我が家の安心を支えてくれるアイテム。 オオバコ軟膏(庭の雑草)と梅肉エキス(庭の梅)。身体の外側、内側に、本来持ってる治癒力を引き出し、サポートしてくれる、ありがたい自然の恵み。



第四十候: 処暑 次候
【天地始粛(てんちはじめてさむし)】
=ようやく暑さが鎮まる=
 (新暦8月28日頃〜9月1日頃)
七十二候を“ときどき”取り入れています※

posted by 学 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月16日

頼もしいアイツ

水無月廿日 曇り

 毎年この季節にお世話になる、頼もしいアイツ。

 皆さんにとっては緑色の渦巻きであったり、コンセントに挿しっぱなしだったり、ワンプッシュで数時間だったりするかもしれないが、我が家ではこれ。
 
 20140715senko.jpg

 薄茶色の、消費者に媚びない、煙で虫を寄せ付けない、天然除虫菊の蚊取り線香。

 
 ホームセンターで緑色を買えば1巻10円しないかもしれないが、これだと20円〜40円はする。大量に買うならば数百円から千円以上の差になり、財布の紐がきつくなるかもしれないが、1日1巻でたったの10円ちょっとの差。

 香料、合成殺虫成分、着色料などの、化学物質が満載した煙やスプレーを浴びて夏を過ごすのが良いか、それを避けるのが良いかは、個人個人の選択に委ねられる。タバコの煙を嫌うその気持ちと同じくらい、こうした様々な、体にとって良いのか悪いのかわかりにくい日用品のあれこれを、自分で考えて消費していくのって、一旦始めてみればそんなに難しいことではない。

 ポイントは、誰かが与えてくれる「正解」を消費するというスタンスではなく、自分でできる範囲で調べて選んだものを「納得」して消費するということだと思う。


 昨年の在庫がなくなってきた。さあ今年は、どの会社の線香にしましょうか。


<参考:除虫菊蚊取り線香ラインナップ>

 菊の香り (児玉兄弟商会)
 kikunokaori.jpg

 夕顔 (紀陽除虫菊)
 yuugao.jpg

 菊花せんこう (りねんしゃ)
 kikubana.jpg

 かえる印のナチュラルかとり線香 (ほんもの総合研究所)
 kaeru.jpg

 昔ながらの天然除虫菊蚊取りせんこう天然蚊とり線香 (ライオンケミカル)
 lion.jpg


 唯一の問題点は、近隣の大型量販店(スーパー、ホームセンター、ドラッグストア)などではほとんど見つけられないこと。 これ、なんとかならんのかい!



posted by 学 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

断酒なう

長月十八日 曇り時々晴れ

第五十一候: 寒露 末候
【蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)】
=蟋蟀(こおろぎ)が戸の辺りで鳴く=
 (新暦10月18日頃〜10月22日頃)
参考リンク [くらしのこよみ]

七十二候を“ときどき”取り入れています※

 
 ここ一ヶ月ほど、断酒してます。
 きっかけは自分から率先してではなく、半ば強制的に、半ば実利的に、なんだけど。

・ ・ ・ ・ ・

 この歳にもなっていったい君は何をしとるんだね。と、どこの誰かから言われそうで、そして今でも何かしらの気恥ずかしさもあって今の今まで書きあぐねてきたことがある。傍からみれば別段のことでもなければ、あるいは怪訝な視線を向けられそうな気もするが、小生、時折、治験ボランティアに参加している。先日は、「スギ花粉症患者への新しいアレルゲン免疫療法」(この辺り詳述はできませんが)を開発に協力する治験でした。

 聞きなれない方へちょいとご説明を。治験とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、薬事法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。健康な成人男女を対象に行われる治験では、動物実験を経て生体安全性が確認された新薬候補を人間に微量投与し、その排泄や体調への発現などを調べることが主目的とされる。この段階での結果を元に、さらに新薬の対象患者への微量投与、続いて通常量投与の試験が行われ、審査された後、新薬が認められ世にでることになる。臨床試験の性格上、対象薬の効能を正確に観察するため、治験参加期間中の、飲酒、喫煙、対象薬以外の薬の摂取、激しい運動や不規則な就眠などが、治験の種類によって禁止される。(一部、wikipediaから引用)

 治験参加という行為に対して報酬の授受が発生することに、臓器売買のような嫌悪感が(体を提供しているイメージのためか)発生することを考慮してか、ボランティアという言葉が使用され、参加者は、アルバイト代ではなく負担軽減費という名の試験協力費を受け取ることになる。つまり、新薬開発の実験にあなたのお体を提供して社会貢献にご協力ください、という体裁で行われる、実質アルバイト的なボランティアなのです。もちろん安全性が十分に考慮された範囲の試験ではあるものの、薬害やネガティブな副作用などは世の全ての医薬品全般に必ず含まれる事柄でありその意味では決してリスクがないわけではないが、あくまでも微量投与であるという自己判断のもと、小生は今まで参加を決めてきた。

・ ・ ・ ・ ・

 一方で、現代医療と半ば確信犯的に距離を置き、風邪をひいては布団に入って寝てるだけ、切り傷負っても舐めるだけ、消毒も、殺菌も、投薬も、通院も、避けうるものならとことん避けて、毎日を過ごしている小生。胃腸が優れぬときは、自家製の梅肉エキスをひとなめ。農作業で足腰の具合が悪いときは、古武術的な体裁きとヨガ瞑想で微調節。花粉症にはセイタカアワダチソウやオオバコの自家製薬草茶で症状緩和。いよいよ寒気が止まらねば、蜂蜜生姜と葛根湯。そうして、四季を通じて暮らしている。幸い大病とは縁なくここまで来れたおかげで、自然療法、姿勢改善、辿りついても東洋医学まで、で貫いてきた。奇特な友人から、お前にあっているだろうと、体を洗わずに生きる野人生活のような本を薦められては、よし俺も、と膝を打つ始末。

 知人に医療従事者がいないわけでもなく、ブラックジャックも好んで読み、子供のころはNHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」に目を輝かせてきた。日々更新される、生化学や近代医学が解明する人体の神秘にも、ワクワクしながら知的好奇心をかきたてられることもしばしばである。それでいながらやはり、自然をどこまでも細分化していく流れの西洋医学へ、心の本流が流されることはない。本来として完全であり、細にして全である、という生命体として生物を認識する自然療法や東洋医学の流れに、心が傾くのだ。それは、あくまでも自然環境全体を見ながら植物の栽培に人間が寄り添っていく、「自然農」に魅せられた者の、ひとつの宿命であるかの様にも感じている。

 自分の体を、自らの命を、他所の誰かに預けて健康を維持してもらう生き方ではなく、少しずつでも、日々の暮らしの中で気づきと調整を施しながら、心地よい身体をこしらえていく。それは、野菜たちが土壌や他の雑草たちとの共生の中で少しずつ豊かに育っていくように手を加えていく、自然農の田畑とまるで同じではないだろうか。本来、生物は、生まれながら十全に生きようとする力が備わっている。自然も、田畑も、もちろん人間も。対症療法的にあれこれ術を費やす生き方よりも、いま既にある、もしくは一時的に損なわれてしまっている(しかし元に戻ろうとしている)、本来の健康に自ら気づいて手を伸ばしていくような生き方。それって楽しくない?

 矛盾のうえで言えば、さりとて現代医学の進歩があって初めて解明され治療しうる病気は数知れず、その技術の発展の上にしか、自分たちの今の健康が存在しているだろうことも、十分承知している。風疹ワクチン、打ちました。口の中には、虫歯治療の銀歯が数本。西洋医学を影で支える輸血治療の大本に立つ献血は、暇さえあれば楽しんでいる趣味のひとつである。そして、ボランティアの名を借りた効率のよいアルバイトである、治験への参加(笑)。それでもなお、その必要性を知ってなお、やっぱり小生は「自分で治す」というロマンを手放したくはないのだ。

・ ・ ・ ・ ・

 話は戻るのだが、ということで、治験参加による二次的なメリットをあげるならば、事前検査や事後検査も含めれば数週間に及ぶ参加期間中、意欲的に「断酒」できることなのでありますわ。現在、断酒3週目。治験を終えてもいましばらく、せっかくなので一ヶ月達成に挑戦中。人生初の、ロングコース。今まで、酒が無くとも日常を営める妻を横目に見ながら、酒のない人生なんて暗黒だと思っていた。絶対無理だし、何を我慢できても晩酌だけはやめたくない、と思ってきた。 
 それがさ、自分の選択で、かつ必要性もあって、前向きなトライアルだと思ってやれば、身体や心の思い込みはいとも簡単に変えられるんだね。おそらく、習慣も、常識も、世の中のあらゆる囚われからはいつでもこうして自由になれる。いや、大げさでなくて。もちろん、おちゃけはこれからも大好きなんだろうけどね。

 いやー、それにしても禁断症状が出なくて良かった良かった。手が震えたらどうしようかと思ってました。そしてなにより、早く断酒あけのビールが待ち遠しいい!


追伸:そうそうおまえら、献血しろよ! 自分がいつ、輸血治療受けるかわかんないんだから!血は足りてないんですよー。
 ※参考:あなたもご協力を!命が救える身近なボランティア「献血」


 201301013kikuimo.jpg


----------------------------------
第14回 話す・聴く・気づきのワークショップ =11月30日(日) 開催=
 テーマを【生命(健康・病・自分で診る)】で開催します。
 参加者募集しております♪  ヨガプログラムもあるよ♪
----------------------------------
posted by 学 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする