注)記事の日付は太陰暦を用いております

2004年06月26日

悪友来訪 Vol.1

皐月九日 曇りのち晴れ
 金曜の晩から、大学からの悪友二人が遊びに来た。熊谷市街で安酒をしこたま飲み、部屋に帰ってからもしこたま駄弁り、朝遅くから昼前まで畑で汗をしこたま流して帰っていった。
 次に駄弁りに来るのは誰か。金晩から土昼までのこの定番コース、癖になりそうで困る。


 裸足にサンダルの銀行マンと、二日酔いの自衛官
kouta hajime
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2004年06月19日

たのしからずや

皐月二日 晴れ
 大学からの知己が海外勤務より帰国した。半年前、某国で再会して喧喧諤諤したり、スキー来日してだべったり、会ってない期間は長くはないが、戻ってきたことがただ喜ばしい。新宿で男友達8名が雁首並べて飲んで歌って、気づけば友人宅で床寝。
 朋有り遠方より来る、亦楽しからずや。
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2004年06月12日

踊る一日百姓

卯月二十五日 晴れ
 梅雨の晴れ間と言うのだろうか、前日までの曇天が晴れ渡った。否、来週から一週間晴れるのだと予報があるので、実はまだ梅雨入りはしてないのだろう。気まぐれの梅雨前線がちょっとフェイントかけて梅雨入りしてみせたのだ。梅雨め。
 その気まぐれの晴れ間に、友人が遊びに来た。大学を卒業してから出会った、友達つながりの気ままな気さくな友人達。あつーい陽射しにも負けず、草取り、種蒔き、昼寝、ビールとフルコースを堪能し、育つか枯れるか解らない自然農を楽しんでくれたようだ。自分のしていることがたとえ実を結ぶことが無かったとしても、こうして友人達が休日を楽しむために俺のいる場所に来てくれるというこのことだけでも意味があるんだなあとシミジミ。みんな早く遊びに来い!



040612nakama
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2004年05月03日

Kill is love.

弥生十五日 曇り
 セイタカアワダチソウをこよなく愛し、憎み、共に歩もうという壮大なテーマを掲げ、「アワダチ倶楽部」が発足した。開催は不定期、会誌「アワダチ通信」は適時発行、初回定員6名という立派な会員制倶楽部である。 この日、記念すべき創立記念日に発表された倶楽部の合言葉こそ、『Kill is love』なのである。
kill is love
この深いインスピレーションを与えてくれたQTに敬意を表したい。

 さて、集まってくれたメンバーは、先月の蕎麦プロジェクトで活躍したM氏と、これまた元同僚のS氏、そしてその友人達と助手君。前回とは打って変わって曇天の中、まずはリベンジの蕎麦の種蒔きを行った。教訓を活かして雀たちに襲われぬよう、土かけ、草かけを丁寧に。
 昼食は、我が農園の定番になりつつある近所のうどん屋にて。大食漢のS氏も満足の、お代わり自由の「野菜天盛りうどん」、これがまた美味にて大好評。これを食べに来るだけでも我が農園に訪れる価値あり!と断言する。
 今日の作業は蕎麦播きの他にも里芋植え、開墾、お茶の種播き、と盛り沢山。そしてなんといっても参加した女性3名に奮闘してもらったセイタカアワダチソウ抜きが圧巻であった。その執念と言うかコダワリと言うか、仕事の完璧振りには舌を巻く。彼女らが抜き終えた跡には、セイタカの屍が見事に連なりそれはまるで関ヶ原の戦の址を思い起こさせた。
 アワダチ倶楽部の語源でもあるセイタカアワダチソウの何たるやについてはまた改めてご紹介することにして、今日はお疲れ様でした!懲りずにまた来いよ〜。 


 会員達のよからぬ談合風景
040503awadachi

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2004年04月17日

蕎麦の郷からの使者

閏二月二十八日 快晴
 以前勤めていた会社の同僚とその仲間が遊びに来た。その男、蕎麦(ソバ)好きを自ら謳い、蕎麦好きが高じて長野県松本市で学生時代を過ごしたツワモノ、M。会社時代は家が同沿線だったこともあり、よく真剣に馬鹿話をした仲である。
 蕎麦プロジェクトと名づけられたこの日、埼玉のこの地方では春蕎麦は採れぬという言葉を無視して、高らかに「常陸秋蕎麦」なる秋播きの品種が播かれた。まあ、何事もやってみることは大事。実は採れずとも蕎麦の白い花が畑に咲いてくれたらそれでも良しというものである。いずれこの経験を、秋蕎麦に活かせばよい。
 この日は陽射しが強く空も晴れ渡り作業にはもってこい、と言いたいところが、暑さと爽やかさが絶妙に混じりあったせいか、昼食後は、畑の上の竹薮で至極の昼寝がもってこいであった。
 昼寝の後は、開墾、散歩、種蒔き、筍掘り、とフルコースをこなし、友人達は実に満腹して帰っていった。自らが心酔して人生を傾けつつある「自然農」のカケラを、友人達に伝えられることも、自分にとってかけがえのない機会であり、その喜びを知った。人を迎える喜び、土に触れる喜び、この双方が心地よく溶け合った一日。ありがたい。

 数日後、小松式インチキ「自然農」方式で播かれた蕎麦の種は、見事雀達の餌となって見るも無残に食い尽くされたことも、付け加えねばならない。リベンジは5月3日、もう一度播くぞ!


華麗なる蕎麦播きの儀式
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2004年03月02日

おじゃがとキミドリ

如月十二日 晴れ
 大学からの親友が我が荒地に遊びに来た。助手君以外で人を招くのは初めてでちょっとだけドキドキしたのだが、考えてみるとなーんにも無い畑である。あるのはひっくり返した土と掘った溝だけがある荒地、気にするこたぁない。
 今日は、親友と共に記念すべき初「種植え」を行った。おじゃが三種、王様「男爵」、無農薬に適する「花標津(ハナシベツ)」、新種で美味しい?「さやか」。芽の出つつある種芋を切り分け、穴を掘って埋める。実にシンプル。こだわろうと思えばこだわれる。芽を出す工夫、多収に結びつく工夫など、星の数ほどある。ただ今年は、できるだけシンプルにしてみたい。そんなこだわりもあって良いと思う。
 今日は畑に、もう一つ命を灯した。小梅の苗木である。親友がもう一人と相談して私にプレゼントしてくれたものである。敬愛する二人の名を拝借して、キミドリと名づけることにした。東京育ちのキミドリは、暖房の中で甘やかされたせいか、既に花をつけていた。茶色に広がる背景に、うすい梅色が儚げに映えている。我が畑に一足早い春が訪れた。


 キミドリ植樹記念に一枚
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